ピストルズ脱退後のジョン・ライドン
ライドンはピストルズを脱退し、1978年にPIL(パブリック・イメージ・リミテッド,Public Image Ltd)を結成した。
ライドンは1978年4月に、ベースのジャー・ウォブル、ギターのキース・レヴィン、ドラムのジム・ウオーカーと共にパブリック・イメージ・リミテッド(PIL)を結成し、ファースト・アルバム『パブリック・イメージ』(Public Image – First Issue) を発表する。メンバーと音楽性を変遷させながら活動を継続するが、1992年に活動休止となる。
90年代のジョン・ライドン
1993年に初の自伝を発表し、1996年にはピストルズを再結成しワールドツアーを開催。日本では1ヶ月に及ぶ長期公演。
1993年、初の自伝『Rotten: No Irish, No Blacks, No Dogs』を発表。日本では1994年に『STILL A PUNK―ジョン・ライドン自伝』のタイトルで発売された。
1996年にセックス・ピストルズを再結成。ワールドツアーを開催し、約1か月にも及ぶ来日ツアー公演を行う。1997年には初のソロ・アルバム『サイコパス』(Psychos-Path) を発表する。
2000年以降のジョン・ライドン
音楽ゲームにピストルズの曲が採用されたり、アルバム『勝手にしやがれ!!』発売30周年記念で再結成ツアーを行う。
2007年、音楽ゲーム『ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック』に「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が採用されたことで、本作のPRを始めるようになりセックス・ピストルズとして久しぶりに活動することになる。2003年以来ライブは行われていなかったが、ピストルズのスタジオ・アルバム『勝手にしやがれ!!』の発売30周年を記念し、11月にイギリス国内で再結成ツアーを行った。
PiLも再結成しイギリスでライブ。日本ではサマソニに出演。
2009年にPiLを再結成し、12月にイギリス国内で数回コンサートを行う。2011年にサマーソニックに出演、2012年に20年ぶりとなるアルバム『ディス・イズ・PiL』を発表した。
2014年、2作目の自伝となる『Anger Is an Energy: My Life Uncensored』を発表[11]。2016年に『ジョン・ライドン 新自伝 怒りはエナジー』として日本で発売された。